2012年04月21日

長崎伝習所平成23年度研究成果報告書(2) 活動記録

2011年5月13日(金)長崎県勤労福祉会館
長崎伝習所「塾」開所式
塾生顔合わせ
2011年5月28日(土)アマランス会議室1
公開講演会、町ねこ調査の事前準備
2011年6月4日(土)アマランス会議室1
町ねこカルテの説明
寺町周辺の町ねこ調査(第1回)
2011年6月12日(日)メルカつきまち会議室
公開講演会「町ねこ調査を始めよう!」
2011年6月19日(日)中央公民館第3研修室
講演会について意見交換
寺町周辺の町ねこ調査(第2回)
2011年7月2日(土)アマランス会議室1
町ねこ写真展の提案
寺町・中通りの町ねこ調査(第3回)
2011年7月17日(日)市立図書館研修室1〜3
オーストラリアRSPCAの活動についてのレクチャー
町ねこカルテの描き方を習熟
2011年8月6日(土)アマランス会議室1
北九州市見学の下見報告
寺町周辺町ねこ調査(第4回)
2011年8月10日(水)ランタナ会議室
町ねこ写真展の写真選考
2011年8月12日(金)カフェ豆ちゃん
町ねこ写真展の写真最終選考
2011年8月21日(日)アマランス会議室1
町ねこ写真展、北九州市見学ツアーについて話し合い
2011年8月29日(月)カフェ豆ちゃん
町ねこ写真展の展示作業
2011年8月31日(水)〜10月2日(日)カフェ豆ちゃん
「ながさき町ねこ写真展」開催
2011年9月3日(土)アマランス会議室1
町ねこ写真展の経過報告
長崎大学文教キャンパス内におけるねこ調査について報告
2011年9月18日(日)北九州市
北九州市ネコ実態調査隊の見学と意見交換
2011年10月1日(土)市立図書館研修室1〜2
町ねこ写真展について意見交換
北九州市への見学ツアーの報告
2011年10月16日(日)アマランス会議室1
寺町周辺・新大工町周辺の町ねこ調査(第5回)
2011年11月5日(土)アマランス会議室3
「ながさき町ねこハンドブック」について話し合い
寺町周辺の町ねこ調査(第6回)
2011年11月20日(日)アマランス会議室3
「ながさき町ねこハンドブック」について話し合い
寺町周辺の町ねこ調査(第7回)
2011年12月3日(土)アマランス会議室1
「ながさき町ねこハンドブック」の割り付け
伝習所まつりの企画について話し合い
2011年12月18日(日)アマランス会議室3
「ながさき町ねこハンドブック」について
伝習所まつり企画と当日の運営について
塾の継続申請と次年度の企画について
2012年1月7日(土)市立図書館研修室1〜2
九州女子大学内キャンパス猫愛護の会さん来訪
「ながさき町ねこハンドブック」の原稿を入稿
2012年1月22日(日)アマランス会議室1
「ながさき町ねこハンドブック」修正作業
これまでの塾活動について意見交換
2012年2月4日(土)アマランス会議室3
「ながさき町ねこハンドブック」の校正
研究成果報告書について話し合い
2012年2月18日(土)アマランス会議室3
「ながさき町ねこハンドブック」最終校正
伝習所まつりについて打ち合わせ
2012年3月3日(土)ランタナ会議室
伝習所まつりについて打ち合わせ
2012年3月20日(祝)ベルナード観光通り
長崎伝習所まつり
調査内容パネルの展示、クイズなどを実施
posted by machineko at 23:00 | Comment(0) | 町ねこ調査隊塾

2012年04月20日

長崎伝習所平成23年度研究成果報告書(1) 塾長コメントと塾概要

denshusho_report_h23

「長崎伝習所」平成23年度研究成果報告書ができあがりました。「長崎の町ねこ調査隊塾」のほか、「ナガサキポルトガルシルシル塾」「長崎ビューポイント探訪塾」「坂のまち長崎なのに自転車塾」「孫文・梅屋庄吉と明治大正長崎事情塾」「在京長崎うまかもん塾」「『エコ名人を探せ』塾」「川さるく森川里海塾」「長崎洋館音楽舞踏塾」の研究成果報告、それに、長崎伝習所つながり事業(まちコツアカデミー事業・まちづくりリーダー育成事業・特別講座(自分新化講座))の成果報告など、A4判152ページからなります。市民活動センター「ランタナ」(長崎市馬町21-1)で配布しています。

そのなかから、町ねこ調査隊塾の部分を抜粋して、何回かにわたってご紹介します。初回は、この塾活動の改めての紹介として、塾長コメントと塾概要から。


■塾長コメント:<少し長い前置き>

ねこを飼ったこともなく、とくべつにねこ好きでもない私でしたが、この1年あまりですっかり“町ねこ”に魅せられてしまいました。ねこは単にねこの世界だけに生きているのではなく、その背景には人の暮らしがあります。ねこと言えどもその奥は深く、町ねこを通して、これまで気付かなかった人と町の新しいつながりを見つけることができました。

「町ねこってなに?」「ねこを調査する? 何のために?」と、よく聞かれます。ねこが好きで集まった塾生も、たぶん同じ気持ちだったと思います。町を自由に歩き回るねこたちの生態を調査する、全国でもほとんど例をみない新しい試みに挑む私たちをリードしてくださったのは、ねこ調査の先達である山根明弘さんです。山根さんをお招きしての公開講演会「町ねこ調査を始めよう!」は、その後の塾活動の指針になりました。ねこ調査や塾活動の詳細については、この後に続くページを読んでいただければと思います。

塾がスタートしたばかりの頃、塾生にとってねこはかわいいだけの存在でした。しかし1年の活動を経て、塾生の多くはねこと地域の関係に思いを巡らすようになりました。そして、長崎の町ねこ調査隊塾は、長崎市以外の活動ともつながり始めています。ねこと人が共に平和に暮らす町をめざして、ねこのようにしなやかに、これからも活動を続けて行きたいと思います。

■塾の目的:<町ねこ調査から見えてくるもの>

・町ねことは?

まちなかで見かけるねこのことです。いわゆるノラネコのほか、家の中と外を行き来する飼いねこも含みます。車の入らない狭い路地、急な坂道や階段など、長崎に点在する独特のまちなみの中を、町ねこたちは自由に歩き回ります。

・町ねこ調査は何をするの?

まず、調査をするエリアを決めます。つぎに1頭、1頭のねこの特徴をカード(ながさき町ねこカルテ)に記入します。それぞれのねこを区別(個体識別)できるようになったら、そのねこを見つけた場所を地図上にマークします。ある程度の期間これを続けていくと、そのエリアのねこの頭数と行動範囲がわかります。

・「餌やりさん」と「ねこ困りさん」

長崎でよく見る車の入らない狭い路地、急な坂道や階段は、ねこにとって安心安全な場所です。そこにはとりわけたくさんのねこたちがいて、ねこスポットになっています。このねこスポットには、ねこをかわいがり餌を与える「餌やりさん」がいます。が、一方には、ねこの糞尿に困っている「ねこ困りさん」もいます。餌やりさんとねこ困りさんの対立は、時としてやっかいなご近所トラブルになります。

・ねこと人が共に平和に暮らす町

ねこは人から餌をもらわなければ生きていけません。人にすがるねこの命を守りたい餌やりさんとねこのいない快適な住環境を望むねこ困りさん、相反する気持ちのどこかで折り合いを付けられないか、その方法をさぐるために、町ねこ調査を生かしたいと考えます。「長崎はねこの多かけん」とよく言われます。それは小さな命を大切にするゆとりが長崎の町にあるからだと思います。このゆとりを生かした町づくり、それも長崎の町ねこ調査隊塾の目的です。

■塾の研究・活動内容

・町ねこ調査(長崎市内における町ねこの調査)

調査場所:寺町周辺、西坂公園、長崎大学構内、住吉町

・公開講演会「町ねこ調査を始めよう!」

日程:2011年6月12日(日)
場所:メルカつきまち(長崎市築町)
講師:山根明弘氏(北九州市立いのちのたび博物館学芸員)

・ながさき町ねこ写真展

日程:2011年8月31日(水)〜10月2日(日)
場所:カフェ豆ちゃん(長崎市東古川町)

・北九州市ネコ実態調査隊見学ツアー

日程:2011年9月18日(日)
場所:北九州市立いのちのたび博物館内・門司駅前柳町周辺

・広報活動

『ながさき町ねこハンドブック』作製
長崎の町ねこ調査隊塾のブログの立ち上げ
メールマガジン「町ねこ通信」配信

・新聞各社による報道
  • 2011.5.27『毎日新聞』「街の猫 調査を開始」
  • 2011.6.9『長崎新聞』「町ねこ調査を始めよう!」
  • 2011.8.24『毎日新聞』「気ままに愛らしく 町ねこ写真展」
  • 2011.8.31『長崎新聞』「町ねこの魅力伝える。きょうから写真展」
  • 2011.9.1『読売新聞』「町ねこ写真展 来月2日まで」
  • 2011.9.2『西日本新聞』「人との共存目指し写真展」
・テレビ、ラジオによる報道
  • 2011.8.31 NBC長崎放送
  • 2011.8.31 NIB長崎国際テレビ
  • 2011.9.1 NHK長崎放送局
  • 2011.9.2 KTNテレビ長崎
  • 2012.2.18 NBCラジオ「UP×3」

■塾活動の成果

・町ねこ調査から広がる視点

塾生の視線は、愛らしい存在としてのねこだけではなく、ねこを取り巻く社会環境にも注がれてきました。町ねこの生態調査と合わせて、ねこに対する人の意識調査を始めようとしています。

・命の教育へ

子どもたちにこそ、町ねこ調査を体験して欲しい。ねこの生きる姿を観察することは、命について考えることにつながるのではないか、そんな意見も出てきました。

・ネットワークを結ぶ

町ねこ調査に関心を寄せる人たちが、少しずつ増えてきています。長崎から町ねこ調査の情報を発信し、そのネットワークを広げて行きたいと思います。

posted by machineko at 23:00 | Comment(0) | 町ねこ調査隊塾

2012年04月06日

ながさき町ねこハンドブック(2012年4月6日毎日新聞地方版)

毎日新聞地方版(2012年4月6日付け)より転載します。


ながさき町ねこハンドブック:特徴や「出会い率」も 「調査隊塾」、人との共存探る/長崎

長崎市の市民グループ「長崎の町ねこ調査隊塾」(中島由美子塾長、約30人)が市内の猫を調査した成果を「ながさき町ねこハンドブック〜ねこを探して、町歩き〜」にまとめた。猫が好む坂や狭い路地が多い街で、猫の実態を把握して殺処分を減らし、人間と共存する方法を探るのが狙いで、「参考にしてほしい」と呼び掛けている。【釣田祐喜】

調査は、市民の街づくりを支援する市の「長崎伝習所」の11年度委託事業として実施した。ハンドブックでは、昨年5〜11月、塾生が週2〜3回の観察を続けた市内4エリアの情報を、マップや写真、コラムなどで紹介した。

同市寺町周辺に関しては、一匹一匹を撮影した写真に「しっぽあるの?ってくらいのちょびしっぽ」「時には眼鏡橋を越えて市民会館の方まで遠征しています」などと、体の特徴や生息地域の説明を添付。遭遇のしやすさを足跡の数の多さで表した「出会い率」もつけた。

posted by machineko at 23:00 | Comment(0) | 町ねこ調査隊塾